『9台目の選択』SC=PX1V導入。

【9台目の選択】SC-PX1V導入。プリンター遍歴は、写真への情熱の軌跡。
ついに、9台目となるプリンター「EPSON SC-PX1V」を導入した。私のデジタルプリントの歴史は、そのまま「理想の黒」と「銀塩の質感」を追い求めた旅路でもある。 振り返れば、熱転写で階調に挑んだALPS(マイクロドライ)に始まり、銀塩そのものの密度に圧倒されたPICTORO(ピクトログラフィ)の衝撃は今も忘れられない。その後、インクジェットへの信頼を決定づけたPX-3500C(5500)、光沢の限界を突破したPX-G930、そしてモノクロ表現を熟成させたPX-5V。 時代の変遷とともに、必要に迫られ、あるいは表現の壁を壊すために、私は常にその時の最高峰を相棒に選んできた。 そして今、手元にあるSC-PX1V。かつてピクトロで見たあの深い奥行きを、さらに凌駕する「圧倒的な黒」がここにある。9台という数字は、単なる機材の更新記録ではない。一枚のプリントに命を吹き込もうと足掻き続けた、写真家としての意地の証明なのだ。 この新しい相棒と、どんな新しい景色を焼き付けられるか。期待に胸が膨らんでいる。