1987年8月、私の歩みは中央区新川にある「ニューハイツ八丁堀」の505号室から始まりました。
近所に広がるのは、隅田川の豊かな流れ。中央大橋と永代橋に挟まれたその運河沿いの風景は、どこかフランスの川べりを彷彿とさせ、撮影の合間にふと眺めるたび、まだ見ぬ表現への想像力を掻き立ててくれたのを覚えています。修行が築地からだったのでフィルムのテスト撮影やロケの道中に良く通っておりました。
この地は、江戸時代から海運の要所として栄えた歴史ある場所です(江戸湊)。かつて多くの物資や文化が船で運ばれ、人々が活気あふれる未来を夢見たように、私もまた自身なりに「広告写真」という一筋の光をこの場所から送り出そうと決意しました。
創業から年月が経てば、写真を取り巻く技術や環境は大きく変化するだろう。しかし、ファインダー越しに被写体と向き合い、その瞬間の最高の美しさを切り取るという情熱は、この505号室で抱いた志と何ら変わらないだろう。
新川の風に吹かれながら誓う「誠実な表現」への思いを胸に、株式会社オージージーアイ得丸裕康はこれから、お客様の価値を伝える最高の一枚を追求します。
1987年7月〜
開業から1年半。目の前の仕事に夢中で駆け抜けてきたら、いつの間にかメンバーも増え、これまでの505号室がちょっぴり(いや、かなり?)手狭になってきました。
「みんなで肩を寄せ合って仕事するのもアットホームでいいけれど、そろそろ深呼吸できるスペースが欲しいな……」
そんなことを考えていた矢先、なんとお隣の506号室が空くという奇跡のようなニュースが飛び込んできたんです!これはもう「もっと頑張れ!」という神様からのサインだと思い、迷わずお借りすることに決めました。
窓の外に広がる隅田川のキラキラした景色は、何度見てもパワーをもらえます。煮詰まった時にこのリバーサイドを眺めると、「よし、もう一踏ん張り!」と自然と背筋が伸びるんですよね。
壁一枚分、私たちの世界が広がったような、そんなワクワクした気持ちでいっぱいです。スペースに余裕ができた分、これまで以上に柔軟な発想で、皆さんに喜んでいただける仕事をお届けしたいと思っています!
新しくなった(ちょっと広くなった!)オフィスで、皆様にお会いできるのを楽しみに待っています。これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
1990年1月〜年1991年7月
New Studio, New Story. —茅場町からのリスタート。
創業4年目を迎え、おかげさまで仕事も順調に増えてまいりました。これまではマンションの二室を拠点に活動してきましたが、業務の拡大に伴い、手狭さを感じる場面が多くなりました。
そこで、さらなる飛躍を目指し、東京都中央区新川にある「八重洲第二パークビル」の3階に、新たなスタジオを構えることを決意いたしました。地下鉄日比谷線『茅場町』から5分。本日、無事に賃貸借契約を締結し、手元にある契約書の重みに身が引き締まる思いです。
新しい拠点は、念願だった広めのスタジオスペースも確保しており、これまで以上にクリエイティブで質の高いサービスを追求できる環境が整います。窓から差し込む光を見つめながら、ここからまた新しい物語が始まるのだと、胸が高鳴っています。
初心を忘れることなく、この一歩を大きな成長へと繋げていきたい。新天地でのスタートは、私にとって第二の創業とも言える大切な節目です。支えてくださる皆様への感謝を胸に、志を新たに、より一層精進してまいります。これからの展開に、どうぞご期待ください!
1991年8月〜1999年2月
1991年7月、活動のさらなる効率化を見据え、拠点を中央区新川の「いづみハイツ茅場町」へと移しました。
新事務所として選んだのは、1101号室。最上階の部屋は、窓から差し込む光や視界に広がる景色も相まって、これからの新しい展開への期待感を抱かせてくれる空間でした。
この移転の最大の目的は、事務所機能の強化と、それに伴う本格的なスタジオ環境の構築にありました。クリエイティブな作業に没頭できるよう、あえてスタジオのすぐ隣に位置するこのマンションの一室を確保。職住近接ならぬ「職・スタ近接」のスタイルを確立したことで、機材のセッティングから深夜に及ぶ緻密な作業まで、一切の妥協を許さない制作体制が整いました。
茅場町という利便性の高い場所で、1101号室はまさに私のクリエイションの心臓部として機能し始めました。ここから数々の新しいアイデアが生まれ、形になっていった日々は、今振り返っても非常に密度が濃く、情熱に満ちた時間でした。
いつもありがとうございます!本日は、皆さまにワクワクするご報告があります。 この度、オージージーアイ(株)は、中央区新川から日本橋箱崎町へと拠点を移しました!
新しいスタジオは、布目ビルの1階。以前の3階から1階へと移ったことで、ロケ撮影が多い私にとって、機材の搬入・搬出が劇的にスムーズになりました。さらに、すぐそばには箱崎ジャンクション!首都高へのアクセスが抜群で、フットワーク軽く現場へ向かえるこの環境は、まさに理想的です。
そして、何よりこだわったのがスタジオ内の空間です。 「写真スタジオ」としてゼロから設計されたこの場所は、理想的な天井高と、光の回し方やレイアウトが組みやすい正方形のフロア。商品撮影(ブツ撮り)から人物撮影まで、どんなオーダーにも応えられる機能美を備えています。
さらに、キッチンスペースも撮影に応じて使用可。天井高を活かした俯瞰撮影。これまで以上にシズル感あふれる一枚をお届けできるはずです。
新しく生まれ変わったStudio OGGI。この最高の空間で、皆さまと一緒にクリエイティブな仕事ができるのが楽しみでなりません!ぜひ、遊びに来てくださいね。